FXの比較に活かせる!円キャリートレードの意味を知るならFXプランニング

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円キャリートレード(円キャリー取引)

円キャリートレードとは何?

円キャリートレード(円キャリー取引)とは、
低金利の円でお金を借りて、
高金利の外国通貨や外国通貨建ての金融資産に投資し、
その金利差から利益を得る取引のことを指します。

金利差から収入を得るという仕組みは、
FXでスワップポイント収入(インカムゲイン)を得る方法と同じです。

リーマンショックが2009年に発生するまで、
低金利の日本円に対して、外国通貨は金利が高く、
円キャリートレードが盛んに行われていました。

インカムゲインでも説明したとおり、
円キャリートレードは為替が安定しているときは収入を得やすいですが、
円高となる局面では、大きなキャピタルロスが出るため、
円キャリートレードを行っていた投資家は、
外貨建て資産を売り、円を買い戻す逆の取引を行い、
ポジションを仕舞います。

その結果、リーマンショック以降、
海外で金融資産の価値が低下したため、
円キャリートレードによって外貨建て資産を保有していた投資家も、
資産を売り、円を買い戻す行動に出ました。
その結果、円の需要が上がり、
2009年以降の急速な円高の要因になったと言われています。

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