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FXでの稼ぎ方を勉強する

自分のゴールを定める

インターネット上で、「FXの稼ぎ方」というものを調べると、
真っ先に様々なチャート分析やテクニカル分析の内容が出てきます。

しかし、その前に、重要なことは、自分のFXにおけるゴールを定めておくことです。

投資スタイルと聞くと難しく聴こえるかもしれませんが、内容は割と単純です。

  1. 月や年にいくら稼ぎたいのか?(利益目標)
  2. 毎日や毎月どのぐらいFX投資に費やせる時間があるのか?(時間の制約)
  3. いくらぐらいFX投資に費やしてもいいか?(お金の制約)
  4. いくらぐらいまでなら損しても諦められるか?(損失許容範囲)

このように書くと当たり前のように聴こえるかもしれません。

しかし、FXを実施している多くの人は、

「できる限り多く稼ぎたい」
円高がどんどん進んだら100万円儲かりそうだ(逆のリスクを考えない)」
「たくさん稼げるかもしれないから、仕事が多少犠牲になってもいい」

と考えがちです。

このように目標や制約に関する認識が曖昧であったり、
希望的観測だけで投資活動を行うことは、決して賢い稼ぎ方とは言えません。

目標や制約がある程度明確になっていないと、戦略を立てることもできませんし、
仕事や家事が犠牲になったり、万が一損が出たときに冷静でいられなくなったりします。

さらには、「うまくいけばもっと稼げたのに」といように、
欲深くなってしまい、リスクを感知できなくなります。

一方で、「1日2時間」「月に2万円」「入金は20万円まで」決めて、
それをクリアすることが(最高のシナリオを夢見るのでなく)自分のゴールだと意識できることこそが、着実な投資家への第一歩です。

短期投資と長期投資

FXは、商品の価格の変動(為替変動)が比較的大きい金融サービスですので、
全体的には「短期投資スタイル」が馴染みます。

例えば、長期投資スタイルのものとしては、国債、大手企業株のように、
5年や10年という長い期間をかけて、売買を実施するものがあります。

しかし、為替変動は、5年や10年というスパンで先を見通すことはできません。
そのため、短期投資型の金融商品といえます。

しかしながら、短期投資型のFXの中でも、
非常に短期型の投資スタイル(これをここでは短期と呼びます)と
比較的中期の投資スタイル(ここでは中期と呼びます)、
そして比較的長期の投資スタイル(同様に長期と呼びます)のものがあります。

短期型投資スタイル(デイトレ派)

短期型の投資スタイルは、通常、「デイトレーダー」と呼ばれます。
彼らは、1日の多くの時間をFX取引に費やし、1日に何度も売買を繰り返します。

特に、スキャルピングと呼ばれる手法では、わずか数分で売買を繰り返して行きます。

このようにFXでの短期スタイルは、
為替の長期的な動向ではなく、わずかな市場の上り下がりから利益を得るスタイルです。
売り買いの判断を素早く行い、小さな利幅を積み上げて行きます。

小さな利幅からでも十分な利益を上げるため、投資金額を大きくする人もいます。

俗にこの短期型投資スタイルは、「デイトレ派」と呼ばれています。

中期型投資スタイル(スイング派)

中期型の投資スタイルは、1日単位や数日をかけて、売買を行うものです。

この場合には、為替変動の大きな動き・傾向を見ながら、投資を行うこととなります。
しかしながら、大きな動きといっても、数年や十数年という大きなトレンドではなく、
数ヶ月間のトレンドをみながら判断することが多いです。

中期型投資スタイルでは、画面にはりついて市場をウォッチしておく必要がないため、
比較的時間の余裕がない方でも行うことができます。
もちろん、急激な市場の変化に備えて、情報収集をしておくことは欠かせません。

俗にこの短期型投資スタイルは、「スイング派」と呼ばれています。

長期型投資スタイル(スワップ派)

長期型の投資スタイルは、数ヶ月や数年間、ずっとポジションを保有し続けるスタイルです。

このスタイルでは、為替変動によるキャピタルゲインではなく、
着実に金利差収入というインカムゲインを軸に稼ぐスタイルです。
FXにおけるインカムゲインは、「スワップポイント」であるため、
俗にこのスタイルは、「スワップ派」と呼ばれています。

また、株式投資における安定株投資のように、
長期的に成長し続ける新興国の通貨を持ち続けるという方法もあります。
しかし、通貨の世界では、
自然災害や政情混乱などで新興国の通貨は価格が急落するリスク(カントリーリスク)があり、
この投資スタイルを取る場合には、慎重な通貨選びをしなければなりません。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析

投資の世界には基本的に、
ファンダメンタル分析とテクニカル分析と呼ばれる2つの分析手法があります。

  • ファンダメンタル分析:投資先商品の実態や中身を良く調べ、価格が上がるか下がるかを分析する
  • テクニカル分析:市場の値動きに直目して傾向を掴み、価格が上がるか下がるかを分析する

それぞれについて説明して行きましょう。

世界経済の動向を勉強する(ファンダメンタル分析)

外国為替が上がったり下がったりする要因を理解するには、
世界経済の動向について勉強していくことが効率的です。

FXが扱う「通貨」は、国家の政策や国の産業全体の動向によって左右されるものです。
なぜなら、通貨は人々が日常的に扱い、企業活動でも日常的に必要となるものだからです。

特に、外国為替に大きな影響を与えるものとしてよく知られているものに、
「政策金利」「雇用統計」「政府の為替介入」「消費者物価指数」「国家財政」などがあります。
このような政治経済の動きを掴むことで、為替の流れが理解できるようになります。

このように、為替変動の大きな動き(トレンド)を掴むための分析を、
ファンダメンタル分析と言います。

ファンダメンタル分析は、FXで中期や長期の投資スタイルを取る場合には特に必要となります。

市場関係者の心理を読む(テクニカル分析)

一方で、テクニカル分析では、国の状況や政治経済を調べるのではなく、
為替グラフ(投資の世界では「チャート」と呼びます)に着目をして傾向を掴み、
これから上がりそうか、下がりそうか、を判断して行く分析手法です。

テクニカル分析では、俗に「買い時」「売り時」を掴むためのシグナルを把握することがゴールです。

このシグナルを掴むためには、プロの投資家によって様々な手法が編み出されており、
有名なものとしては、移動平均線、ゴールデンクロス、デッドクロス、RSI、ストキャスティクス、
ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACDなどと呼ばれるものがあります。

テクニカル分析の方法を学ぶためには、
FX各社が開催している無料セミナー、有料セミナー、書籍、インターネット情報などがあります。
また、最近では、FX取引のためのシステムに、テクニカル分析のための情報を画面に映し出してくれるものも増えてきました。いちいち計算する手間がいらず、便利です。

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