流動性リスクとは何?
流動性リスクとは、大きな為替変動の結果、
売り手と買い手が釣り合わなくなり、取引が成立しなくなるリスクです。
FXの画面だけを見ていると、あまり想像がつかないかもしれませんが、
売買は、売り手と買い手がいて、はじめて成立します。
FX会社も、市場が十分に売り手と買い手がいる状況でなければ、
顧客の注文に応じてくれないということも発生しますし、
希望の価格では取引ができず、買値や売値がずれる(スリッページ)こともあります。
特に、新興国の通貨の場合は、
基軸通貨と比べ売買の取引量が少ないため、
「売り手がいない」「買い手がいない」という状況が発生しやすくなります。
このように、市場の売り手と買い手の不均衡により、
取引が成立しなくなるリスクを、流動性リスクと呼びます。
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