FXの仕組み
FXの取引の仕組みを説明しましょう。
FX の基本的な動作は、
通貨を買う → 通貨を保有する → 通貨を売る
通貨を買う → 通貨を保有する → 通貨を売る
という流れです。
注文する → 建玉(ポジション)を保有する → 決済する
これを、FXで一般的に使われている言葉に言い換えると、
買ポジションを注文する → 買ポジションを保有する → 買ポジションを決済する
売ポジションを注文する → 売ポジションを保有する → 売ポジションを決済する
となります。
さらに、上で説明したように、最初に通貨を売る場合と、最初に通貨を買う場合でも、それぞれ専門用語があります。
このような言葉使いになれてくると、FXを容易に始められるようになります。
通貨の組み合わせを選ぶ
通貨を買う(買ポジションを注文する)、通貨を売る(売ポジションを注文する)際には、
通貨の組み合わせを選びます。
つまり、どの通貨をどの通貨に替えるかということです。
FXで一般的な組み合わせは、日本円→アメリカドル、日本円→ユーロ、日本円→イギリスポンドのように、日本円を他の通貨に替えるものですが、その他にも、アメリカドル→ユーロのように、外国の通貨同士の売買も可能です。
通貨の組み合わせは、FX会社によって違いますので、FX会社を選ぶ場合のひとつの参考材料となります。
稼ぐ方は大きく2つ
為替変動から稼ぐ仕組みは、非常にシンプルです。
「安く買って、高く売る」もしくは「高く売って、安く売る」です。

「安く買って、高く売る」は最初に通貨を買う手法です。(買うことをFX専門用語でBidといいます)
「高く売って、安く買う」は最初に通貨を売る手法です。(売ることをFX専門用語でAskといいます)
どちらの方法にしても、通貨の価格の変化(為替変動)から生じる差額を利用して稼ぎます。
もちろん、「価格が上がると思ったら下がった」「下がると思ったら上がった」など、
予想に反して為替が変動した場合には、損をします。
このように為替変動によって、利益を得ることを「キャピタルゲイン」と言います。
金利(スワップポイント)で稼ぐ
FXでは、この金利収入を、「スワップポイント」と呼びます。
通貨を購入して保有している間に、この金利収入「スワップポイント」が発生します。
但し、金利収入はときに損失にもなります。 金利の低い通貨を元手に金利の高い通貨を保有している間は金利収入が入ります。 一方、金利の高い通貨を元手に金利の低い通貨を保有している間は金利分の損をします。
どの通貨の組み合わせで金利が収入になるか、損になるかは、 それぞれの国の政策金利を見たり、FX会社のホームページから確認することができます。
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