スプレッドとは何かを説明します
スプレッドとは、「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差額です。
例えば、上記のUSD/JPY(米ドル/日本円)の場合、
売値(Bid)が1ドル=82.649円、
買値(Ask)が1ドル=82.659円、
という表示になっています。
この場合のスプレッドとは、
買値—売値=82.659円—82.649円=0.01円=1銭
となります。
スプレッドとは、「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差額です。
例えば、上記のUSD/JPY(米ドル/日本円)の場合、
売値(Bid)が1ドル=82.649円、
買値(Ask)が1ドル=82.659円、
という表示になっています。
この場合のスプレッドとは、
買値—売値=82.659円—82.649円=0.01円=1銭
となります。
スプレッドは、FX会社に払う一種の取引手数料です。
このスプレッド幅が大きければ大きいほど、
FX会社に払う「手数料」が高いということになります。
最近では、「取引手数料0円」と掲げるFX会社がほとんどです。
それでは、どこでFX会社が儲けているかというと、
このスプレッドがFX会社にとっての儲けとなっています。
例えば、下記のレートで、
「USD 10,000(1万米ドル)」
を購入したときのことを考えてみましょう。
買値は、「1ドル=82.659円」ですので、826,590円が購入金額となります。
購入後にすぐに売ろうとした場合、
売値は、「1ドル=82.649円」ですので、824,490円が売却金額となります。
そして、差額の100円が、自分の「損失」となります。
すなわち、何もせずとも、FX会社にとってこの100円が利益となるのです。
そのため、取引をすればするほど、このスプレッド分が、
手数料となって、FX会社に支払うということを意味するのです。
スプレッドの金額は、FX会社ごとに違います。
上記の例では、USD/JPY (米ドル/日本円)のスプレッドは1銭ですが、
安いところで「1銭未満」、高いところだと「2銭」というところがあります。
そのため、FX会社を選ぶ際に、
スプレッド金額が低いところを選んだ方が、お得な取引ができます。
スプレッド幅は、FX会社によって、
「固定制」にしている場合と「変動制」にしている場合があります。
固定制の場合は、通貨の価格が変動したとしても常に一定の金額です。
変動制の場合は、通貨の価格の状況によって、変動幅が変わります。
一般的に、為替が大きく変動するときにはスプレッドが大きくなり、
為替があまり動かず安定的なときにはスプレッドは小さくなります。
スプレッド幅は同じFX会社でも、取引通貨によって異なります。
例えばこちらの例では、上から順に、
となっており、 取引通貨ごとにスプレッドが違うことがご覧頂けると思います。